登録販売者がオススメする一般用医薬品!

一般用医薬品(ドラッグストア等で買えるお薬)をご紹介するブログ

登録販売者がオススメする点眼薬

 職場ではソーシャルゲームが流行っていて、私も長時間、スマホを使いすぎて目が痛いことが増えて来ました。私だけでなく目が痛そうにしている社員も多く見かけます。

 で、職場でもですが最近、パソコン・スマホの使い過ぎや花粉などで目の不調を訴える方が多いです。今回はそんな目の不調でお困りの方に点眼薬の解説をします。

 

  1. 解説
  2. 生活の留意点
  3. オススメ医薬品

 

解説

  • 目がかゆい・充血している

 アレルギー反応を生じさせるものは、花粉やダニ、ハウスダスト、動物の毛、コンタクトレンズなどたくさんあります。花粉症の場合、例えばスギ花粉であれば2月~4月、ブタクサは8月~10月に起こります。アレルギー性結膜炎ではかゆみが強く、結膜の充血やごろごろ感、目やになどが見られます。花粉症などのアレルギー性結膜炎の症状があれば抗アレルギー成分の含む点眼薬を使うと効果的です。

 

  • 目が疲れる・かすむ

パソコンや紫外線などの光線による疲れ目にはビタミン類、目のかすみにはネオスチグミンメチル硫酸塩を含んだものがオススメです。

 

  • 目がかわく

ドライアイは、目の表面が乾燥し傷ついたり障害を起こしやすかったりする状態です。パソコンの長時間使用や暖房などの室内環境、ストレス、コンタクトレンズの装着などが原因になります。人工涙液や角膜保護・保湿成分のコンドロイチン硫酸ナトリウム、しっとり感を出すための添加剤としてヒアルロン酸ナトリウムが含まれている医薬品がオススメです。

 

  • 目やにが出る

細菌やウイルス感染して炎症を起こすと、白血球などの作用で目やにができます。結膜炎やものもらいにはスルファメトキサゾールが含まれた点眼剤がオススメです。

 ものもらいは体質的に起こりやすいところはありますが、過労や睡眠不足が原因となるので、十分な休息をとるようにします。

 

生活の留意点

  • アレルギー対策

花粉:テレビやインターネットで花粉情報を利用して、晴れた風のある日はなるべく外出は控えましょう。外に出るときはマスクや眼鏡をかけるといいです。帰宅後はすぐに洗顔やうがいをしましょう。

 

ダニ・ハウスダストなど:ダニやハウスダスト、ペットの毛などを取り除くために掃除をこまめに行いましょう。寝具はよく天日干しをし、浮き出たダニなどを掃除機で吸い取りましょう。

 

  • 疲れ目・かすみ目には

目が疲れたと感じたら、休息が大切です。パソコンやスマホなどを長時間行う場合、1時間に10分程度の休憩を入れるといいでしょう。

 

  • ドライアイを予防するには

室内環境:部屋が乾燥しているとドライアイになりやすいので、加湿器などを使いましょう。

 

まばたき:パソコンやスマホを使っているとまばたきの回数が減って目がかわきやすくなります。意識的にまばたきして目の乾燥を防ぎましょう。

 

  • 結膜炎・ものもらいを防ぐために

結膜炎:ウイルスや細菌が付いた手で目を触ると感染することが多いです。手をこまめに洗ったり、汚れた手で目をこすらないことを意識しましょう。

 

ものもらい:原因の多くは細菌感染です。汚れた手で目をこすらないようにして目の周りを清潔に保つように心がけましょう。コンタクトレンズは正しくケアしアイメイクはしっかり落としましょう。

 

オススメ医薬品

オススメ医薬品等をまとめますと

特徴 分類 オススメ医薬品
花粉、ハウスダストなどに
よるアレルギー症状の緩和
抗アレルギー薬 ロートアルガードプロテクト
サジテンAL点眼薬
アイジーAL
     
目の疲れ、かすみ ヒスタミン
ピント調整薬
ロートアルガード
アイリス40など
     
目のかわき 保湿 アイリス50クール
新なみだロートドライアイ
スマイルコンタクトドライテクト
     
結膜炎・ものもらい 抗菌薬 サンテ抗菌新目薬
ロート抗菌目薬I
抗菌アイリスα

となっています。

普段から、目の健康を意識して気持ちのいい生活を送りましょう。